2015年 読んだ書籍

上半期

  1. ブラフマンの埋葬 小川洋子
  2. 妊娠ノート 小川洋子(最後1編は未読)
  3. つながりっぱなしの日常を生きる
  4. 米国式投資の技法
  5. ビジュアル解説 交渉学入門 一色 正彦、 田村 次朗
  6. 不思議のひと触れ(セオドア・スタージョン
  7. 戦略的交渉入門 (日経文庫) 田村次郎
  8. ハーバード流交渉術(ロジャー・フィッシャー、ウィリアム・ユーリー)
  9. 「続・ハーバード流交渉術」
  10. 「影響力の武器」ロバート・チャルダー二
  11. メディカル・ダイアローグ入門(尾谷 幸治 (著), 大野 純一 (著))
  12. 学校で教えてくれない音楽 (大友良英
  13. 「誰が日本の医療を殺すのか」 本田宏
  14. 「あなたはなぜチェックリストを使わないのか?」 アトゥールカワンデ
  15. 「文明の接近ー「イスラームvs西洋」の虚構」 エマニュエル・トッド、ユセフ・クルバージュ
  16. 「ヴァーチャル・ガール」
  17. 「シグナル&ノイズ」 ネイト・シルバー
  18. 「きみは赤ちゃん」川上未映子
  19. 生活保護リアル」 みわよしこ
  20. website- My advice to the 20 something on the path to Financial Independence
  21. 「ルポ電子書籍大国アメリカ」大原ケイ
  22. 「知るということ。」 早野龍五、糸井重里
  23. website - Build to Learn
  24. 「Travelling to Infinity: My Life with Stephen」 Jane Hawkings
  25. 「離陸」 絲山秋子
  26. 「こころの対話 25のルール」 伊藤守

下半期

  1. 「資産運用実践講座」山崎元
  2. 「イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る」デービッド・アトキンソン
  3. 大地の芸術祭」北川フラム
  4. メディア・リテラシー:世界の現場から」菅谷明子
  5. 発達障害と呼ばないで」 岡田尊司
  6. 愛着障害ー子ども時代を引きずる人々ー」岡田尊司
  7. 反知性主義」森本あんり
  8. 「ひとりで暮らす求めない生き方」香山リカ
  9. 「「感情の整理」が上手い人 下手な人」 和田秀樹
  10. 「それって、立派な「うつ」ですよ」安部結貴
  11. 老人と海ヘミングウェイ
  12. 「患者さんゴメンなさいー医者ってどーなってるの!?日誌」 茨木保
  13. 「職業としての小説家」村上春樹
  14. 「わかりあえないことから―コミュニケーション能力とは何か―」 平田オリザ
  15. 「優雅な生活が最高の復讐である」カルヴィン・トムキンズ(青山南訳)
  16. 「続 まんがパレスチナ問題」 山井教雄
  17. 「投資で一番大切な20の教えー賢い投資家になるために」ハワード・マークス

2015年 よかったこと

  • 日本の生活に慣れた
  • 大きな病気・怪我なく過ごせた
  • 仕事の人間関係を良好に保てた
  • 仕事でいろいろな経験を積めた
  • 越後妻有旅行、楽しかった
  • 良いピラティス・ヨガ教室が見つかった
  • 英検1級に受かった
  • TOEIC 985を達成した
  • 統計検定2級に受かった
  • 統計specializationをはじめた
  • たくさん料理をした
  • 体に合うサプリメントを見つけた
  • 投資資金ひとまずの目標を達成した

6月に読んだ本の記録ーエンジニアのための時間管理術、漫画貧乏

4873113075エンジニアのための時間管理術
Thomas A. Limoncelli 株式会社クイープ
オライリー・ジャパン 2006-10-19

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  • タイムマネジメント情報は1つのデータベースにまとめる
  • 能力は重要な作業のために温存しておく
  • 日課(ルーチン)を定め、それらに従う
  • 習慣やモットーを養う
  • 「プロジェクトタイム」の間は集中力を保つ
  • 最初の1時間ルール — 平日の最初の1時間はメールをチェックしない
  • ルーチンの例 — 上司と定期的に会う
  • ルーチンに適したもの ー 予定されてない繰り返し発生する出来事、保守作業、人間関係とキャリアネットワーク、作業を先延ばしにすると余計時間がかかる状況、よく忘れるもの、重要度または優先度の低い仕事、新しい能力の育成、最新情報の把握
  • サイクルシステム ー 「メールを開ける前に」今日のスケジュールを立てる、今日の作業リストを- 作成する、優先順位を設定しスケジュールを組み直す、計画を実践する、1日の仕上げをする
  • 長期的なプロジェクト ー 作業リストに、プロジェクト名も記入する
  • 自分のリズムと、会社のリズムとを知る ー 会社の年間のリズム
  • カレンダーはサイクルシステムの一部
  • 何をいつまでに実現したいのか? ー 定期的にレビューする
  • マネジメントは関係であり、関係の発展の一翼を担っているのは自分 ー 上司に自分のキャリアゴールを伝える、上司の建言を利用する場合にのみ委任する、上司の目標を理解しその達成に貢献する
  • 電子メール ー フィルタの活用、読まずに削除、読んだら削除・保管・返信して削除・転送して削除、すぐに実行して削除
  • Excel macroの活用


B00KKD7XSE漫画貧乏
佐藤秀峰
佐藤漫画製作所/漫画onweb 2012-04-17

by G-Tools

  • 原稿料の定義を明確にし、覚え書きを締結した
  • 「君のやっていることは戦争だ。新しいことが始まる時は楽しくてわくわくできなきゃいけない。血みどろの戦いに参加したい作家はいない。もっと楽しそうにやりなよ」ー漫画 on Webのローンチ時にある漫画家に言われたことば

アルメニアに行ってきた ゲハルド、ガルニ、民家レストラン

泊まっていたホテルの部屋があまりにタバコ臭いので、朝食後、レセプションに部屋変更をリクエストした。夜帰ってきたときにはちゃんと要望をかなえてくれていて満足。アルメニアはホテルもカフェも総じてサービスがよく、シンガポールのいまいちサービスに慣れた自分は感激しきりだった。なおアルメニアは喫煙者が多く、煙草okのホテル・カフェがほとんどなので、煙草が大嫌いな人はちょっと辛いかもしれない。

この日訪れたのは

  • Geghard cave monastery (4世紀、ゲハルド洞窟寺院)
  • Garni temple(ガルニ神殿)
  • State history museum(歴史博物館)

の3カ所。()内の年号は建築年。
参考リンク:DTAC コタイク地方

ゲハルド洞窟寺院は、アルメニアキリスト教を国教にした直後、305年に聖グレゴリオスが創設したといわれている。その後も名前が変わったり、建物が追加されたりして、今の形になったのは13世紀前半のことらしい。

Geghard cave monastery

Geghard cave monastery Geghard cave monastery

ガイド氏が特筆していたのは、音響を考慮して設計された構造。奥のほうのホールで歌っているコーラスが、5部屋ほど先の、高さの違う部屋にまで響き渡っている様子を、当日確認した。1000年ほど前に岩をくり抜いてつくったにも関わらず、現代の音楽ホールのような音を響かせる構造が取り入れられているそうだ。

Geghard cave monastery Geghard cave monastery

Geghard cave monastery Geghard cave monastery

その後訪問するガルニのことをガイド氏が「pegan temple(直訳:異教徒の寺)」と呼んでいた。どんなものだろう?と思ったら、ガルニはギリシャ式の神殿だった。キリスト教布教以前のA.D. 1cに建てられたギリシャ式の神殿で、ギリシャ式風呂場跡も残っていた。

Garni pagan temple Garni pagan temple

Garni pagan temple

アルメニア滞在中に何度か、確固とした「point of view」の存在を感じた。自分が依って立つものをはっきりと確立してて、主張が明快である。この”pegan temple”という表現にも、アルメニアのはっきりした立ち位置が表れていると思う。彼らの宗教はキリスト教で、それが中心となって生活も文化も歴史も育まれている。キリスト教の解像度はすごく高く、今まで知らなかった表現・語彙を色々学んだ。いっぽうでキリスト教以外への関心はすごく低い。ギリシャ神殿やムスリム寺院があっても、ひとくくりで「それ以外のもの」と取り扱っている。しかし概念的なものから離れて建築・工芸的な意味では、面白い建築様式・模様・構造があったらどんどんアルメニア教会に取り入れていて、そこらへんの柔軟さというかバランスのとりかたというか……が興味深かった。

Oriental decoration on the Cathedral Untitled

Untitled Tatev monastery

この日のランチは、ガルニそばの民家を利用したレストランでとった。焼きたてラバッシュ(薄く焼いたパン)と、焼いたマスが目玉。アルメニアは海に面していないが、湖でとれる魚であるマスは好んで食されるそうだ。もちろん前菜の野菜・ハーブ類もおいしかった。

この「ラバッシュ」は、アルメニア滞在中ほぼ毎食出てきた。作り方や窯の造りを見ていると、インドのナンに似ている。食感も近しい。発酵する時間がないので、ナンほどは膨らまない。これに野菜やチーズを挟んで食べる。

making lavash making lavash

making lavash making lavash

making lavash lunch with lavash

動画も撮った。興味がある方は、Flickr内でどうぞ。https://www.flickr.com/photos/kany1120/14211384425/

午後は歴史博物館でみっちり歴史のお勉強……残念ながら写真は撮影禁止。それからエレバン市内を歩いて観光した。

Yerevan Yerevan

翌日朝にツアー代金の清算を済ませ、車で空港に送ってもらい、ガイド氏・ドライバー氏とお別れして、アルメニアを後にした。ウェブ上の日本語情報で「アルメニアは出国税がいる」という説も見かけたが、自分は払う必要はなかったし、周囲で払っているひともいなかったように思う。エレバンのズヴァルトス空港は最近新しいターミナルを作ったばかり。大きな免税店もカフェもあり無料Wifiも飛んでいて、非常に快適な出立になった。

アルメニアに行ってきた ゾォラツ・カレール、ノラヴァンク、ホールヴィラップ

夜が明けたら快晴だった。ゴリスの町を車で軽く巡ってから旅路に着く。

この日訪れたのは

  • Zorats Karer(ゾォラツ・カレール、アルメニアストーンヘンジと呼ばれる)
  • Noravank(12-14世紀、ノラヴァンク修道院
  • ノラヴァンクそばのワイナリー
  • Khor Virap(4-17世紀、ホールヴィラップ)

の4カ所。夜はエレバンに戻った。()内の年号は建築年。
参考サイト:DTACシュニク地方 ヴァヨツ・ゾル地方

ホテルを出て、何もない草原に忽然と現れるゾォラツ・カレールへ行く。英国にあるストーンヘンジにも似ている、どこまでも続く謎の石、石、石。いつ作られたものかは諸説あるが、ストーンヘンジよりも古いとか、そうでないとか。

Zorats Karer

Zorats Karer Zorats Karer

Zorats Karer Zorats Karer

その後はひたすら北上して、ノラヴァンク修道院へ。ここの建物のひとつにキリストの顔が彫られていて驚いた。ガイド氏曰くアルメニアではここだけ、もしかしたら世界中でもここだけかもしれないとのこと。

このノラヴァンク、そしてこれ以降訪れる場所は首都エレバンから日帰りツアーで来られる距離なので、大人数のツアー客をよく見かけた。ランチをとった修道院すぐそばのレストランも大きなフロアを擁し、欧米系の団体客が複数ワインを飲みながらにぎやかに談笑していた。

Noravank

Noravank Noravank

Noravank Noravank

それから修道院のほど近くにあるワイナリーでワインの製造過程をざっと見学、試飲と買い物をした。1本1500ドラム程度(日本円で500円弱程度)で結構美味しいワインが買えてしまう。ロシアから来た客が大量に購入していくことが多いという。アルメニアの最大の貿易相手国はロシア、この国で手に入る美味しい農作物はほとんど国内かロシアで消費されるのだろう。

Areni winery Areni winery

さらにエレバンに近づき、トルコとの国境近くにあるホールヴィラップ修道院に立ち寄る。トルコとの国境が近く、天気がよければアルメニア人にとっての聖地・アララト山が見える。そのためここはよくアララト山を遠景に、手前のワイン畑と合わせて写真に収められている。オスマン・トルコによるアルメニア人虐殺があったときは、命からがら逃げてきた人が、あの国境を越えてこの修道院に逃げ込んできたのだ…という話を聞いた。

Khor Virap

この日はもやが多く、アララト山は「かすか」に見える程度だった。ホールヴィラップ内の教会地下には、アルメニアキリスト教を国教として正式に認めるきっかけとなった聖グレゴリウスが14年に渡り幽閉されていた地下牢獄がある。ほぼ直角の梯子を使って地下に下りて、ガイド氏から聖グレゴリウスが当時の王の病を「治した」逸話を聞いた。

Khor Virap Khor Virap

Khor Virap Khor Virap

夜は首都に戻り、はじめ2泊と同じホテルに泊まった。晩御飯は市内で見つけた小さなお店でパンを購入し、道端で食べた。ついでにスーパーマーケットで土産ものを色々購入、具体的にはトマトペーストやケチャップ、ドライフルーツなどを買った。