「もう、『本』や『図書館』はいらない!?」
昨日、長尾真氏と山形浩生氏の対談イベントに行ってきた。
国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談 第2弾
このイベントは長尾真スペシャル@d-laboの第2回目。第1回(2月開催)の対池上高志氏のときと同じく今回も、よくわからないけどおもしろい2時間だった*1。よくわからないのは自分が仕事帰りで疲れているためか?とも疑ったけど、他のブログレポートを読んでいると、どうやらそうではないみたい。
個人的には、第1回のほうが楽しかった。これはおそらく自分が評論家・翻訳家である山形氏より、研究者である池上氏に魅力を感じたからだろう。また研究者と話しているためか、長尾氏も研究者であるのだということを意識するシーンが多くて、そこも面白かった理由の1つだと思う。
第1回:国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談 第1弾
このシリーズは、あと2回行われるらしい。
他の方のブログレポート
「構造化すべきものを選ぶことが図書館の役割」、「Googleのケツをなめるべき」、「電子図書館しかない」etc...印象的な言葉の飛び交うトークセッション『もう、「本」や「図書館」はいらない!?』(長尾真×山形浩生) - かたつむりは電子図書館の夢をみるか
図書館は視えなくなるか? - Traveling LIBRARIAN −旅する図書館屋
気になったキーワード
注:自分の思考とまぜこぜ。
- アリアドネ presented by 長尾先生研究
- 近代デジタルライブラリ presented by 国立国会図書館
- World Digital Library presented by 米国議会図書館×ユネスコ
- 図書館
- 管理人が存在する
- 「まとまっている」メリットがある
- 完備されている
- 今までは基本的に「著作権あり」だったが、これからは「これとこれについては著作権を主張したい」という方向に行ったほうが良いのではないか。
- レッシグの「Code2.0」でもそんな論があるらしい。
- 電子化でなんでもかんでも集められる時代→過去の業績にスポットライトが当たる時代
- あるものから何をpick upするか、どう並べるか
CODE VERSION 2.0 山形 浩生 翔泳社 2007-12-20 売り上げランキング : 98055 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
*1:「おもしろさ」がぼややんとしているため感想が書きづらくて、第1回のときはブログに記録しなかった。