金融機関の分類
信託銀行ってなに?状態なので、ちょっくら定義を調べてみました。
主に金融銀行(http://www.findai.com/)、Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/)を参考にしました。
都市銀行(メガバンク)
個人からカネを預かり、企業に貸し付ける。短期融資中心。
大都市(日本なら東京or大阪)に本店を置き、全国展開している銀行のこと。
4大メガバンク:みずほ、三井住友、三菱東京UFJ、りそな
地方銀行
地元の個人からカネを預かり、地元の中小企業に貸し付ける。
各都道府県に本店を置き、そこを中心に営業している銀行。
第二地方銀行
相互銀行が普通銀行に展開して出来た地方銀行(?)。
インターネット銀行
店舗を持たずに、インターネット上でサービスを提供する銀行。
信託銀行
個人向け。長期にわたって資金を調達・運用。
顧客の資産管理を代行し、それによって利益を出す。
(中央三井、三井アセット、三菱、住友、みずほ、UFJ、りそな、野村)
長期信用銀行
絶滅済み。大企業向け。長期融資。
(日本長期信用銀行→新生銀行→新生銀行が普通銀行*1に転換
日本再建信用銀行→あおぞら銀行→あおぞら銀行が普通銀行に転換
日本興行銀行→みずほ銀行・みずほコーポレート銀行に再編して消滅)
信用金庫
中小企業*2・地域住民向け。非営利。
地域でカネを集めて、地域に還元する。
融資対象は原則的に会員のみ。預金は会員以外もOK。
会員になれるのは、営業地域の在住者・在勤者・中小企業所有者。
信用組合
中小企業・地域住民向け。非営利。
組合員(出資者)の相互扶助を目的とする。
預金の受入・貸付の対象が組合員に限られている。
組合員になれるのは、営業地域の在住者・在勤者・中小企業の所有者。
証券会社
個人、企業がお客さん。株式市場の仲介役。
企業の株式・債券発行(資金調達)を仲介する。
他業種から証券業に参入する金融機関も多い。
生命保険会社・損害保険会社
個人、企業がお客さん。
生命保険は人の生死を、損害保険は交通事故・火災など事故による損害を保証する。
保険会社は集めた保険料の一部を資産運用して、有事の際に保証金を出す。
生命保険会社は長期運用を、損害保険会社は1年未満の短期運用をすることが多い。
ノンバンク
個人が主なお客さん。
銀行から借りた資金を融資して儲けを出す。
クレジットカード会社、信販会社、投資顧問会社、消費者金融会社などを指す。