日本のリンゴは食べづらい

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アイスランドで参加したボランティアキャンプで「ナイフを使わないでリンゴを食べたことがない」と言ったら、オランダ人の年下男子に「こう食べればいいんだ!」と実技指導入りでリンゴの齧り方を教わったことがありますかにですこんばんは。

・・・と、まあそんなわけでリンゴを齧って食べる楽しみを覚えて以来、欧羅巴放浪中は幾度となくリンゴを食べました。貧乏旅行だったので、旅の後半はもっぱらリンゴとパンが主食でした。マドリッドのスーパーでは夕方5時に焼き上がるパンが安くて助かりました。フランスパン1本1ユーロしなかったんだもの。感激でした。現地人と一緒に並んで待ちましたよ。(時々タンパク質補給のためにハムを買ったりもしましたよ、念のため。)


そんな暮らしを1ヶ月したおかげでリンゴの齧り方は結構板についたのですが、どうにも日本に帰ってからは、うまくリンゴが齧れません。なぜ?

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理由を考えてみたところ、日本のリンゴは大きいんです。実がでっかい。そしてやけに膨らんでいるので、うまく口を当てられないのです。
だから、最初の一口が特に難しい。齧り始めても、食べていると頬に実が付いてしまう。食べにくい。甘い品種ほどこの傾向が大きいです。

つまり、日本は品種改良が進んでいて、実の大きいリンゴが多いわけです。欧羅巴のリンゴはもっと小さくて、手のひらに収まるサイズ、時によっては一口で中心分に到達できるサイズでした。味ももっと酸っぱい。だけど青いリンゴや黄色いリンゴも売っているので、品種改良がまったく行われていないわけではないようでした。日本のように甘いリンゴを求める品種はなく、風味の異なる品種のバラエティが富んでいた気がします。



と、まあ、リンゴ一つとっても国によってものは違うわけです。異世界に憧れて、外国に住みたがっても、見えていないものはたくさんあるのでしょうね。
ところで。4月にベトナム行ってきます。いぇい。

追記

別にまだ航空券をとったわけではないので、ベトナム以外になるかもしれない。ベトナムじゃなかったら山陰地方に行きたい。が、どうしてもベトナムに行くよりも予算が高くなるのはどうしたことか!