生物ってすごい

部屋のお湯が出なくなったので、職人さんに直してもらいました。
原因は部品の摩耗。「お嬢さんがずっと住んでいるわけじゃないでしょうけど、18年も経つと、金属はすり減っちゃうんですよね」とのこと。部品を外して、新しいものに交換してもらって、無事お湯が出るようになりました。


金属を始めとした「モノ」に比べると、人間を含めた生命体はずっと部品を取り替えずに動き続けていられます。当たり前のことですが、改めて考えると、これってすごくありませんか? 故障しても、部品を交換する必要がないんですよ(交換したいときもありますけれど)。しかも人間は、(基本的に)空気、水、糖質、脂質、タンパク質があれば活動できます。おまけに稼働年数は軽く50年超です。こんな機械、なかなか製造できません。そんなすごい「もの」が、何億人も蠢いているなんて。


人体の不思議展」に行って人体の輪切りや身体パーツやを見たときは、ちっとも「すごい」と思いませんでしたが、非生命と比較してみると、生物って、そして人間って、すごいんですね。