ベトナム ホーチミン

なんとなく気が乗ったので、4月に行ってきた旅行のことを書きます。行った場所はカンボジアシェムリアップアンコールワットのある町)と、ベトナムのホーチミンです。まずはベトナムのこと。


ホーチミン*1は都会で、食べ物がおいしくて、異国の言葉が入り乱れていて、とても居心地の良いところでした。すっごい数のバイクが、絶え間なく走っているので、空気はメチャメチャ汚いですが、経済成長まっただ中の活気と、教育に力を入れていることがわかる本屋の充実度、様々な文化の入り交じったカルチャーバラエティの豊かさの3つが、私のツボにはまりました。暑いことを除けば「ここで暮らしてもいいな」と思えるくらい、私はあの街が気に入っています。


f:id:kany1120:20070506105307j:image:h200:right
朝御飯を食べに道を歩いてみれば、食の豊かさはすぐに分かります。現地の人々は屋台で御飯を食べることが多い(らしい)のですが、麺(フォー)もサンドイッチも、菓子パンも、屋台で購入できます。カフェに入れば、10ページは軽くあるメニューを渡され、中にはポークソテーとライスといったものも。行きませんでしたが、元フランス植民地だけあって、お金を払えば美味しいフランス料理も食べることができるそうです。それよりも、私は初日に道ばたで菓子パン屋さんを発見して「海外でメロンパンを拝むことができるなんて!」と感動しました。*2 
写真は以前も掲載した、カフェで食べたパンケーキ(日本で言うクレープ)の写真。これとフルーツシェイクをセットで頼むのが好きで、3日くらい通ったら店のお兄ちゃんとちょっと仲良しになりました。



それから、屋台で飲んだ「豆ミルク」も美味しかったです。白濁色で、豆乳と牛乳の中間くらい+ちょっとした甘味料を加えたような味。だいたい1杯2000ドン。現地の人はよく飲んでいるんですが、観光客はあまり飲まないようで、ガイドブックには載っていません。現地の人に「これなんていうの?」と聞いても、人によって言うことが違います(泣)。「豆ミルク」という名前は、日本語ぺらぺらのバイクタクシーの運転手が教えてくれた名前です。ちなみに私が「豆ミルク」を飲んだきっかけは、このバイクタクシーの運ちゃんが、私におごってくれたから、です。


ところで、ホーチミンには観光スポットっぽい場所がないので、あまり写真を撮っていません。フィンランドヘルシンキといい、どうも私は観光地じゃない場所を気に入る傾向があるようです。1枚くらい風景写真を載せようと思ってセレクトしたら、ホーチミンではなく(車で2〜3時間くらいで行ける)メコン川の写真を選んでしまいました。
f:id:kany1120:20070603065754j:image

*1:首都はハノイで、ホーチミンは2番目の町です。が、経済的にはハノイよりホーチミンのほうが潤っているそうです。ホーチミンを歩いているぶんには共産党の旗を見掛けることはほとんどなく、社会主義であることを意識しませんでした。

*2:私は欧羅巴11カ国、アジア・オセアニア・北米各1カ国ずつに行ったことがありますが、メロンパンを見たことがありません。デニッシュやタルト・パイ以外の菓子パン類は日本が世界一の品揃えだと思います。