伝えること クリエイティブでいること

キットカットは美味しい。特に春限定のさくら味は絶品。3月になると、週1ペースで食べてしまう。いつからか覚えていないけれど、これだけハマったのは結構最近のことだと思う。「きっと勝つマーケティング」は、私のようなキットカットフリークを創りだした、キットカット新生ストーリーを、マーケティングの視点から切り取ったものだ。

伝える

テーマがマーケティングなので「どうブランドを伝えるか?」という話だが、日々のコミュニケーションでも参考になることがたくさん書いてあった。

  • Who to say?
  • What to say?
  • How to say?

誰に,何を、どうやって、どこで伝えるのか? 考えたからといって出来るものでもないけど、初体面の人に会う前には考えるくせをつけたい。また、


消費者がどこでそのブランドに遭遇しようとも、同じメッセージを発信していなければ、消費者にブランドのことを理解してもらうのは困難でしょう。

これも意識しておきたい。人間は毎日変化していくもの。でも、誰か・・・特にひとりふたりではない数の人に伝えたいことがあるのなら、変わらないメッセージを発信しつづける必要がある。

クリエイティブ

映画監督ヴィム・ヴェンダースは「なぜクリエイティブでいられるんですか?」と尋ねられて、こう答えたらしい。


「(前略)子どもによっては、座ったまま何時間でも絵を描いている。絵を描いていて幸せなんだ。しかし大きくなるにつれ、その幸福なきもちを忘れてしまい、絵描きになることはない。でも、基本的に子どもというのはみなクリエイティブであり、問題は、いかにその感性を保つことができるかなんだ。これはだれもがもっている欲求だと思う」

たとえ心ない誰かに「絵描きなんて、なれるわけないじゃない」と言われても、絵を描くことをやめる必要はない。
何かを生み出すことは、根源的に楽しいことなのだから。

クリエイティブでいるために

"Nothing is impossible"という言葉がある。すでに手垢にまみれてしまっている感もあるが、実践するのはむずかしい。関橋さんは、これを「無理と思わず、できると思う。ネガティブ・ポイントは宝の山、という逆転の発想」と表現している。そして「できないことはない、と思うために、アティテュードを変えることから始める」。そのために11のアティテュードを挙げている。


誰に対しても、Openな気持ちで接し
仕事はいつも、Happyな気分でのぞみ、
物事は、Simpleに考え、
難関にぶちあたっても、Positiveに乗り越え、
休むときはすべてを忘れて、Refresh、
お互い感謝するときは口に出して、Reward、
Innovationを目指し固定観念に縛られず、
いつも、Clearな判断をし、
Visionを見据えて、
Teamのチカラを最大限に生かしながら、
ココロの中は、Creativeでいっぱいな人になろう。

追記

11のアティテュード。はじめはキーワードだけ抜き出してたけど、全文引用に変更。