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芸術の秋

3連休、ICC@初台で開催中の「LIFE」と、「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」@国立新美術館に、行ってきました。両方とも素晴らしいかったものの、「LIFE」は見る側にある種の柔らかさが求められる感じ。「フェルメール」は誰でも文句なく楽しめると思います。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」@国立新美術館

六本木(最寄り駅は乃木坂)にある国立新美術館の建物自体も、一見の価値ありです。内観はこんな。

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タイトルにある「牛乳を注ぐ女」は確かに素晴らしかったですが、それ以外のオランダ風俗画も面白かったです。「何を象徴しているのか」「何を揶揄しているのか」がわかったほうが楽しいので、音声ガイドを借りると良いかも。
公式ページ:http://milkmaid.jp/ かなり混むので、平日に行ける人は平日にどうぞ。

「LIFE」@ICC

公式ページに作品説明がありますが、「これ」は体感しないとわかりません。

暗い空間には,薄く水が張られた1.2m四方,30cmの高さのアクリル水槽が3×3個グリッド状に吊られ,それぞれの両端にスピーカーが設置されています.水槽の内部では超音波によって人工的な霧が発生し,透過と不透過をつなぐかのように流動的なパターンがたえず生みだされていきます.それぞれの水槽の上に設置されたプロジェクターから発される映像――水槽全体で時に連動し,時に個別の映像として出力―ーは,水と霧の織りなす動的なパターンをスクリーンとして通過することで,映像を結びつつも,たえず流れによって融解され,意味と無意味,具象と抽象との狭間をたゆたい続けます.


from ICC Online


「これ」というのは、作品の生み出す空間であったり、触発されて生じる脳内風景であったり。作品という衝撃に接して生まれる何か。うーん、うまく言えない、もどかしい。・・・と思っていたら、感想を書いているブロガーさんを発見。あまりにもしっくり来る表現があったので、引用させていただきます。

見た瞬間からLIFEは圧倒的なんだよね。インスタレーションには圧倒的さが必要なのであって、インタラクティヴかそうじゃないかなんてのは別にどうでもいい。

EMUPE3

インスタレーションってなに?と思った私と同レベルの方は、こちらもご参照ください。

「インスタレーション(Installation art)とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。ある特定の室内や屋外など、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。

インスタレーション - Wikipedia

公式ページ:http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/LIFE_fii/index_j.html

追記:気になったことメモ

  • 卵:生命、誕生、豊穣の象徴。宇宙の象徴としても用いられる。万国共通の模様。
  • 梟(ふくろう):ラテン諸語では吉兆のすべてを意味し、形容詞として美しい女性を示す。一方、アメリカ・インディアン諸族にとって死の神であり、墓の番人。

こんなページもありました。Visites guidées | Musée du Louvre | Paris