「もう、『本』や『図書館』はいらない!?」

昨日、長尾真氏と山形浩生氏の対談イベントに行ってきた。
国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談 第2弾

このイベントは長尾真スペシャル@d-laboの第2回目。第1回(2月開催)の対池上高志氏のときと同じく今回も、よくわからないけどおもしろい2時間だった*1。よくわからないのは自分が仕事帰りで疲れているためか?とも疑ったけど、他のブログレポートを読んでいると、どうやらそうではないみたい。

個人的には、第1回のほうが楽しかった。これはおそらく自分が評論家・翻訳家である山形氏より、研究者である池上氏に魅力を感じたからだろう。また研究者と話しているためか、長尾氏も研究者であるのだということを意識するシーンが多くて、そこも面白かった理由の1つだと思う。
第1回:国立国会図書館長=情報工学者・長尾真のシリーズ対談 第1弾

このシリーズは、あと2回行われるらしい。

気になったキーワード

注:自分の思考とまぜこぜ。

  • アリアドネ presented by 長尾先生研究
  • 近代デジタルライブラリ presented by 国立国会図書館
  • World Digital Library presented by 米国議会図書館×ユネスコ
  • 図書館
    1. 管理人が存在する
    2. 「まとまっている」メリットがある
    3. 完備されている
  • 今までは基本的に「著作権あり」だったが、これからは「これとこれについては著作権を主張したい」という方向に行ったほうが良いのではないか。
    • レッシグの「Code2.0」でもそんな論があるらしい。
  • 電子化でなんでもかんでも集められる時代→過去の業績にスポットライトが当たる時代
    • あるものから何をpick upするか、どう並べるか

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山形 浩生

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*1:「おもしろさ」がぼややんとしているため感想が書きづらくて、第1回のときはブログに記録しなかった。