第11回The Economist読む隊
Face value(Jacqueline Novogratz, Acumen)
Face value: The patient capitalist | The Economist
開発国の人々と話し合う女性。リンク先にあるジャクリン・ノヴォグラッツの写真は、彼女の手がけるアキュメン・ファンドのビジネスを象徴しているよう。
チャリティのように慈善家からお金を集め、それをビジネスとして開発国の個人・法人に投資する。貸したお金の利子や株の配当として、ジャクリンたちは利益を得る。彼女は現地の人の声に耳を傾け、アドヴァイスをする。その根底には、現地の人の声を汲み上げ、彼らが求めているものを提供するためには、市場主義が最善のコミュニケーション・ツール(listening device)であるという考えがある。
概要
今回は、タイトルをつける感覚で書いてみる。
Par. 1. Introduction.
Par. 2. Career of Jacqueline Novogratz.
Par. 3. Example of Acumen's investment.
Par. 4. Does Acumen's business work?
Par. 5. Measure to help the investment.
Par. 6. Pragmatism of Acumen.
Par. 7. Acumen is bigger than its size.
Par. 8. Overcome cultural barriers.
Par. 9. How can they overcome?
Par. 10. Every poor person should receive a free bed net?
Politics this week
他の記事
個人的にパラパラ眺めた記事で面白かったもの。
- 別の国の農地を買って、食糧供給をまかなう話。中国やインド・クウェートのようなエマージング国も、既に「買う側」に廻っていることを知った。
- 中国の出版事情の話。年間8万以上のタイトルが出版されていて、そのうちの99.5%は5000部以下の発行。合法的に出版する権利は、政府から認可のおりた会社しか有していない。その権利(シリアル・ナンバー)だけを売るビジネスもある。お値段は2,000米ドル。発行した本が政府の検閲に引っかかった場合、該当シリアル・ナンバーを発行した会社に責任が行く。(とすると、2000ドルは安いかも?)
- スリランカの反乱軍・TamilTigerのトップが政府に殺されたらしい。(政府から見ての)悪人でも、1ページまるまる死亡記事が掲載されていた。