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第24回The Economist読む隊 兼 エコ隊夏祭り

このブログに記録するのはさぼっていましたが、毎週淡々と開催しているThe Economist読む隊。今回はスペシャルヴァージョンとして、平日開催ではなかなか来れない皆様をお誘いして、土曜夕方に開催しました。

いつもは3〜4人で、2時間かけて、Face Value + This week Business/Politics +もう1本/誰か1人が1本記事紹介・・・していますが、今回は10人。さくさくと進むかな・・・?なーんて思っていたら、Goto師匠降臨により、Face valueをじっくり読み込む2時間になりました。
読み込むというか「ただ表面を読んでも意味がない。ここに出てくるDonaldson, Lufkin & Jenretteって知ってるやろ? なに、調べてない? Michael Milkenは知ってる? ・・・今までのThe Economistにも何度か出てきてるやろー!」etc., 師匠のお怒りを買いまくり、前半はほとんど師匠の解説を拝聴して過ごしていました。
んが、確かに中身がわかると面白かった。英語がわかると、中身がわかるは違うのねーという事を改めて感じました。*1

Face value(Ken Moelis, Moelis & Company)あらすじ

http://www.economist.com/people/displaystory.cfm?story_id=14258688

投資銀行をDrexel Burnham Lambert→Donaldson, Lufkin&Jenrette→UBS と渡り歩き、自分の会社Moelis & Companyを立ち上げたKen Moelis。金融業界は栄枯盛衰。Ken Moelisはそのなかを酸いも甘いも味わいつつ、いかに戦い抜いてきたか。彼のキャリアを見れば金融業界のみならず、その中で働くバンカーも栄枯盛衰のであることがわかるだろう。さて、彼の今後は・・・?

出た話題

  • Private Equity: 未公開企業や不動産に対して投資、収益力を高めた上で上場させるか他の投資家に売却する投資家のこと。1980年代半ばぐらいから、レバレッジドバイアウトの手法で多大な利益を得た。
  • Michael Milken: PEの世界で"junk-bond king"(リスキーで高利回りな債権を売りまくった人物)として名を馳せた。
  • Ted Turner: テレビがうまく儲からないよーというころにケーブルテレビ(CNN)を立ち上げて、富を築いた人物。要確認。
  • Steve Wynn: 投資家。Las vegasのカジノ王。若いときに投資家から助けて貰ったことがあるため、富を築いてからは、自らもベンチャーを立ち上げようとしている若者に投資を進んで行っている。第24回で読んだFace valueに出てきた。
  • DJC: レバレッジド・ファイナンスで有名
  • chapter11ってのは、(投資銀行とかから)押しつけられた債務でどーにも首が回らなくなった企業が取る手段の1つ
  • 大きな金融会社よりも、boutique banks(小さい金融機関)のほうが公平なアドヴァイスが出来るのは何故?
  • Rothschild家の来歴。ナポレオンが東(ロシアのほう)に攻めるのに負けるか勝つかで株の値段が変わるぜ、という時代から金融業界のやり手だとか。気になる。要確認。
  • LazardもRothschild並に有名らしい。要確認。
  • sour: [sauer]すっぱい、辛い、soar: [so:r] 舞い上がる、急に上がる
  • Battle with the buldge・・・buldge: 出っ張り、一時的な増加、急騰。また、"Battle with the Buldge"とは第二次世界大戦の西部戦線におけるドイツ軍の最後の大反撃に対する連合軍からの呼び名である。

謝辞

id:shiumachiが「30回記念かそこらへんで、普段来られない人も呼んでやらない?」と提案してくれたのが5月くらい。それから10人集まっても勉強会できる場所を探して*2、どんな内容でやるかを決めて、誰を呼ぶかを決めて、、、仕事がデスマーチる中、色々準備してくれてどうも有り難う。
そもそも自分が「勉強会やりたい!」と我が儘言って以来、id:phoThe Economist読む案を出してくれて、近所のid:marqsが英語隊のときと同じく乗ってくれて、id:shiumachiはなんと近所に引っ越してまで(!?)参加してくれて、さらに仕事二の次で熱中してくれて。頭が上がりません。わたくしほんとに恵まれてます。
そして夏祭り企画に参加してくれた皆様(id:d_pressure, id:rinta6u, id:tittea, id:bookworm, id:Spiny-anteater, id:takuya-itoh)、またオブザーバーといいながらリサイタル状態で「おまえらに足りないのはこういうことだ!」を示してくれたGotoさん、貴重なお時間を頂き、どうも有り難うございました。

なお本編終了後にちらりと話題にのぼった、師匠の推薦図書はこちらです。

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*1:英語がわかると中身がわかるは違う。いつも感じてるので、予習して分かるようにしようと努力しています。が、今回のようにガチ金融の話だと興味を感じられなくて、なんとなく分かればいいや・・・と思ってたところを見事に突かれた形になって、なんだか悔しい。くぅ。でも自分が興味を感じられる分野についても、知識を蓄積して「有機的に」繋げて考えられたりしているかって言ったら、怪しい。ムムム。

*2:勉強会をやるときにネックになるのはやはり場所ですね。市民会館/公民館は安上がりだし便利だけど、仕事をしているとなかなか予約に行くのが難しい。