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オープンソースとオープンアクセス

オープンアクセスとオープンソースを融合させたPublic Knowledge Project - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
2年前の記事だけど、あまり古びていないと思う。興味深く読んだ。

Public Knowledge Project(PKP)は、テクノロジにおける2つの思想的トレンド ― 言わずと知れたフリーおよびオープンソースソフトウェア運動と、学術研究成果への無料オンラインアクセスの提供を目指すオープンアクセス運動 ― を融合したものである。その目的の達成に必要なソフトウェアツール群と支持活動とを結び付けることで、創設後9年で同プロジェクトはオンライン学術出版業界の一大勢力へと発展した。

本文と直接は関係ないけど、オープンソースソフトウェアが栄えてもコマーシャルソフトウェアがなくならないのと同様に、オープンアクセスジャーナルが栄えてもコマーシャルジャーナルはなくならないのだろうと、私は思っている。

Peter Suber氏による、「オープンアクセス誌にとっての10の課題」 | カレントアウェアネス・ポータル*1」にあるように、データの保存やサステイナビリティ(事業を誰が責任を持って継続させていくか?)の問題もあるし、(ジャーナル固有の)伝統の力も無視できない側面がある。それに、オープンアクセスジャーナルは誰が品質管理を行うんだろう。ボランティア? 忙しい研究者達がさらに自己規律で働く必要がでてくるの?

なーんとなくだけど、コマーシャルであることの価値は「サポートしてくれる人がいる」「困ったときに相談できる人がいる」「我が儘が言いたいときに、それを聞いて叶えてくれる人がいる」というサービスの面が大きくなってくるんじゃないかな(もうなってるのかも)。

これは、いわゆる「SI業界」に近い側面があるんじゃないかなあ。

すると次はどうなっていくのか、彼の業界の歴史を学べば分かったりするのかなあ。

あれこれ目まぐるしく変わる中で、ぼんやりとこんなことを考えています。

追記

Peter Suber氏による「オープンアクセス誌にとっての10の課題」、和訳が出ました。わーい。
http://current.ndl.go.jp/e981

*1:Peter Suber氏による原文、まだきちんと読んでいません。日本語訳はあるのかな? http://www.earlham.edu/~peters/fos/newsletter/10-02-09.htm#challenges