理系のための研究生活ガイド
「楽しくなければ成果もあげられない!」
【内容紹介】
- 研究者になるためのチェックポイント
- 自分の価値観を把握しよう
- ボスを選ぶ条件
- 「我以外みな師」
- 研究テーマを決める原則
- コミュニケーションのABC
- 自分を元気付けるキーワードを持て
- 研究生活のためのパソコン利用術
- データベースの活用方法
- 「超」読書術
- 知的時間管理法
- 1コマ2時間の単位で動く
- 体調維持術
- 目覚めたときにチェックする
- 論文を書くコツ
- インパクトファクターを意識する
- 5W1Hを考えて書く
- 学会発表の法則
- 発表できる内容は、理解できていることの10分の1
- マスコミ利用マニュアル
- 本=名刺
- インタビュー=メッセージ
- 絶対留学するためのテクニック
- 声をあげる
- お金を確保する
- 自分の実績を伝える
- 研究費を集めるノウハウ
- 資金集めの練習をつむべし
- 業績発表に慣れよう
- 研究をビジネスにする方法
- パテントの基礎知識
研究テーマの決め方は、なんだか恋愛に似ているなぁと思った。
社会的価値(他者の求めるもの)と自分の価値観(自分の求めてるもの)を刷り合わせて、そこから目標を設定する。そして、ゴールにいたる過程を楽しむ。過程を楽しむためには3つコツがある。具体的なゴールを持つ。どんな体験を持ちたいかをはっきりさせる。その過程で何を学びたいかを考える。恋愛だけではなく、ビジネス等々の活動全てに共通することだろうね。
「超」読書術は、インプット(読む)→データプロセッシング(理解する)→アウトプット(誰かに書いてあった内容を教える)を1セットにしましょうという話だった。そのためには1,1冊1週間で読む. 2,2回読む. 3,読書ファイルを作る の3つを活用すると良いみたい。
研究費を集めるためには、夢を売ることが重要。まず夢を持ち、その夢を真摯に伝える。それプラスアルファ、ちょっとくだけたことを語って好感度を高める、みたいな話だった。留学して学びたい!だけじゃなくて、おいしいパエリヤが食べたい!とか。うまく出来れば苦労しないよーって思うけど、夢を持つことがお金を集める近道というのは、ミクロな貯金の話でも同じだと思う。
この本、差し上げます。欲しい人は今月中にご連絡くださいませ。郵送の場合、送料は負担してください。