実録ノロウィルス

Q. ここ最近ブログの更新が途切れ気味なのはなぜでしょう?
A. 書いてる人がノロウィルスに感染してしまい、それどころじゃなかったから。


・・・ということで、感染しちゃいました。せっかくなので感染レポートを書いてみましたよ。暇な人は読むといい(かもしれない)。

1日目(1月13日)

午前6時半起床。何か様子がおかしいことに気付く。激しい嘔吐感と腹痛。御不浄に駆け込む。苦しい。床に戻るも、まともに寝ていられず、文字通りのたうち回る。悶絶しつつもやっとの思いで朝の約束に行けない旨を友人にメールして、意識を失うように眠る。
気がつくと正午すぎ。友人からメールあるものの、返信する気力がない。近所の病院が開いていることに一縷の望みを託し、無理矢理着替えて家を出るが、病院は既に仕舞っていた。ショックのあまりか、体力がないためか、道ばたに座りこんでしばし呆然。よろよろと近所のローソンに行って、ポカリと(偶然目に入った)バナナを買う。買い物最中も時折休まないと、まともに立っていられない。帰宅してポカリとバナナを摂取するものの、バナナは半分食べて挫折、しかも 10分たたずに嘔吐。戻すものがなくなっても胃液を吐き出すくらい嘔吐感がひどい。ようやくおさまっても、今度は腹痛が来る。本当にorz状態になって身悶え、再び意識を失うように落ちる。
午後5時くらい。浅く目が覚める。6時から約束があったので、行けない旨をメールする。返事を貰って、回答したような気もする。ここらへんは「痛い、苦しい」の記憶しかない。また落ちる。
午後9時。気がつくと部屋の中が真っ暗。地を這うように窓際に行ってカーテンを閉め、電気をつける。電話が鳴る。母親からなので、出る。「荷物届いた?」到着予定日は明日です、母上。死にそうになっている旨を説明すると「ばかねー。今朝言ってくれれば行ってやったのに」と。そんな余裕なかったんです。「お大事にねー」。電話を切って、ポカリを飲んで、絶え間なく痛むおなかを抱えてまた眠る。夜中は何度も目が覚めたり落ちたりを繰り返す。

2日目(1月14日)

午前7時起床。若干腹痛がましになった気がするが、まだ何かをできる状態ではないし、嘔吐感は相変わらず。横臥して覚醒と半覚醒の間を行ったり来たりする。
午前11時、ちょっと元気が出てきたので勢いで本日の約束を全部キャンセルするメールを打つ+前日に貰ったメールの返信をする。ここらへんからメールが普通に打てるようになってきた。その後ローソンに行ってポカリとウィダーインゼリーを購入する。相変わらずローソンまでの徒歩3分の道のりが満足に歩けない。途中で2、3度膝をつき休憩しながら行った。店内でもレジ待ちの間立っていられず、またレジの最中も台に手を置いていないと体が支えていられない。店員さんに「大丈夫?お大事に」と言われて、少し救われた気がした。帰宅して、一口だけウィダーを飲むことができた。また横になって少し眠る。
午後2時、母親から電話があり「仕事休めたからこれから行く」とのこと。ありがたい。また電話とほぼ同じタイミングで荷物が届き、受け取る。受け取るといっても、お兄さんに床に置いてもらっただけだが、一仕事終えて安心して、また寝る。
午後4時、母親から「着いたけど道がよくわからない」との電話あり。ええーっ。電話であれこれ指示して、10分で来れるはずの道を30分くらいかけて母親到着。つかれた。母、部屋を片付けたり洗濯物をしたりお粥を作ったりしてださる。ありがたいありがたい。しかしずーっとしゃべっているので、彼女の相手をするために結構体力消耗した。
午後7時、お粥を食べ、、、ようとするも喉を通らない。匂いが気持ち悪い。お湯で薄めまくった粥を一口ポカリで流し込む。その後、母買い物に出てレトルトお粥やマリーや林檎を買い込んでくる。ありがたい。
午後9時、母親帰宅。私も就寝する。

3日目(1月15日)

午前8時半起床、かなり調子が良い。嘔吐感もひいた。しかし腹痛はまだまだ。それに2日間ろくにものを食べていなくてフラフラ。会社は休みにすることに決めて、もう一度うとうとする。
午前9時半、目が覚めて会社に電話する。「ノロウィルスぽいです」と伝えると「言っちゃって大丈夫ですか?」と尋ねられる。隠してもどうにもならないしねぇ。電話を切って、お粥を5口くらい海苔と一緒に食べて、2日ぶりにパソコンのメールをチェックする。「お、なんか元気になってるじゃん!」という気分になりつつ、近所の病院に行く。「今はやりのノロウィルスでしょうね」と言われる。やはり。薬を貰って帰宅して、しばらく横臥して休んだ後にお風呂に入ってさっぱりする。お風呂に入った後は毛布にくるまってごろごろ。
午後1時くらいにお昼御飯としてお粥をシチューボウルに軽く一杯と海苔+マリー3枚。天気がよいので、ずっと敷きっぱなしだった布団を少し干す。待っているあいだはパソコンを触ったり本を読んだり。おやつとしてマリー3枚。
午後7時くらいに夜ごはん。お粥をシチューボウルに一杯と海苔+マリー3枚。午後10時くらいまで本を読んだりパソコンをいじったりして、明日は会社に行けるな、と思いながら就寝。

4日目(1月16日)

午前7時起床、どうしたことか1日目に勝るとも劣らぬレベルの嘔吐感と腹痛。悶絶しているうちに、無意識のうちに落ちていた。
起きたら9時半、慌てて今日も休むと連絡をする。とりあえず薬を流し込んで寝る。
正午近く、目が覚めると苦痛はほぼ治まっていた。薬万歳。おそるおそるお粥を食べて、薬を飲んで、本を読みながら横臥。おやつにマリー3枚。
午後6時、眠くなったので眠る。
午後8時半、目が覚める。ふとかぼちゃが食べたくなり、冷凍庫にあるかぼちゃを取り出して煮てみる。お粥にオニオングラタンスープを入れてみたり、かぼちゃをつまみ食いしてみたり、かなり元気。ひさしぶりにメッセンジャーを起動して、英語チャットをして遊ぶ。午後9時半くらいに晩ご飯を食べて、お風呂に入って、またインターネットしたり本を読んだりしながら12時に床に就く。

5日目(1月17日)

午前7時起床、体力は落ちているもののほぼ完治。出社して1日働いた。午後4時には既に体力が尽きかけていたけど、これはリハビリしかあるまい。

おわり

こんな感じでバタバタしていました。ちなみに今は、なんだか熱っぽくて、風邪をひいたかもしれない疑惑ですよ。さっさと寝ます。おやすみなさい。


私信。sogeさま、超ナイスタイミングなメール、ありがとうございました。今週末も帰ってぬくぬくするつもり。そして、3月についに境港に行きますよ(速報)。

追記

ちなみに私は空気感染でした。お医者さん曰く、電車の中らへんだろうとのこと。