2007-01-31 魔法使い life 私は、魔法の使える友人をもっている。 彼女たちは、私が弱っているまさにそのときに、メールや、手紙や、言葉を届けてくれる。 奇跡のようなタイミングの良さと、魔法のような言葉の選び方で、私を少しだけ、引っぱり上げてくれる。 私はそれに比べて、何も出来ない。 けれど、少しは彼女たちの何かになれていたら良いな、と思う。 ほぼまんまるの月を眺めて歩く帰り道に、空を見上げて、ぼんやりと考える。