ブルネイに行ってきた
ひさーしぶりに旅行記でーす。
ひょんなご縁のシンガポール友達さっちんの旅行ブログはいつもとても楽しそう。香港に行ったりスリランカに行ったりとても活動的な彼女、9月にはブルネイに行って王女様と握手してきたそうです! とても楽しそうな旅行記を読んでいると、自分も旅に出たくなります。
・・・というわけで、私もブルネイに行ってきました。3泊4日。結果的にさっちんたちの旅程とほとんどかぶらなかったけど、ブルネイ楽しい!という感想は同じです。彼女はブルネイを「マイルドなムスリム国家」と表していましたが、私の印象は「豊かでのどかなボルネオのはしっこの小さな国」。のんびりとした休日を過ごしてきました。
モスク
ブルネイはムスリム(イスラム教)国家。各村に1つはモスクがあります。そのため小さな国ですが100以上のモスクがあるそうです。(モスクの中では写真撮影が禁止されているので、写真は外観だけ。)
Omar Ali Saifuddien Mosque
首都Bandar Seri Begawanの中心地に堂々とたたずむモスク。日常的に信者のお祈りに使われているため、観光客が入れる時間は限られていました。毎日夕方になるとここから祈りの声が町中に響き渡ります。
Jame'asr Hassanil Bolkiah Mosque
中心部から車で15分程度走ったところにある、ブルネイ最大のモスク。(現在の)スルタン統治25周年を記念して建造されたそうです。とにかく大きい。思わず遠近感で遊びたくなるくらいでっかいです。そしてキラキラピカピカの礼拝堂は一見の価値あり! 礼拝堂内を写真でお見せできないのが残念です・・・。
まちなか
主に首都Bandar Seri Begawanに滞在しました。全国人口が50万人に満たないブルネイ、首都とはいえバンダルセリベガワンの人口もたったの14万人です。さらにガソリンが水より安い石油富豪の国なので、車社会で町を歩く人はあまり多くありません。そのため全体的にのんびりした雰囲気で、車がたくさんいる以外はのどかーな環境です。
こちらは朝のマーケット風景。ボルネオの大自然に囲まれて川も海もあるお国柄か、魚もたくさん売っていました。もちろん南国のフルーツもたくさん。ボルネオでは国内で採れる野菜や果物が国内消費にまわされるそうです。シンガポールでは野菜も果物もお肉も魚も全部輸入品。それに比べてボルネオは豊かな国だな・・・と想いました。
こちらはスルタンの生涯や宝飾品、各国からのいただきものを展示する博物館The Royal Regalia Building。1階に飾られていたSilver Jubilee Chariots(銀の祝祭馬車)のみ撮影OKでした。
他にSeriaという石油で有名な村にも行ってきました。石油発掘施設が村中に・・・というか、石油関連施設しかない村でした。
テンブロン国立公園
Ulu Temburong National Park
ブルネイはボルネオ島の一角にあります。ボルネオは野生動物の宝庫として有名。今回は動物を見に行くツアーではありませんでしたが、ジャングルの中をロングボートで移動して森の中を歩いて滝を見てetc., とても穏やかな時間を過ごしました(山道で息は切れたけど)。自分は山育ちなので、海よりも川の上流部のほうが落ち着きます。子供の頃は秩父のほうへ川遊びに連れて行ってもらったなーと思い出しながら森林浴を楽しみました。
The Empire Hotel
テンブロン国立公園でお世話になった現地ガイドさんに「今日はThe Empire Hotelに泊まるんだ!」というと「Empire Hotelは めちゃめちゃ広いぞ! バスルームも住めるくらい広いぞ!」とコメントを貰う。で、到着してバスルームに入ると、日本人感覚としては本当に「住める!」広さ。トイレ・ビデ・シャワー・バスタブがそれぞれ1つずつ、洗面台が2つありました(写真撮り忘れてしまった・・・)。バスルームの壁や床は全部大理石です。
それ以外にもとにかく広くて豪華なホテルなので、通常の部屋で一泊250ドル(1.6万円くらい)は全然安い!(時期によって値段は変動) ちなみに各国大統領や大使が来たときに泊まるというEmperor Sweetは1泊16,600ドル(108万円くらい)です。
アクセス
シンガポールからは飛行機で2時間。私はRoyal Bruneiを使いましたが、遅れもなく快適なフライトでした。日本からは、以前は名古屋から直行便が出てたらしいですが、今はシンガポールかクアラルンプールを経由しなくてはなりません。もしかするとタイ経由でも来れるかも?(未確認)
ちなみに
日本語では「ブルネイ」と書きますが、英語発音だと「ブルナイ」のほうが近しい音です。
公用語はマレー語ですが、だいたいのひとは英語も問題なく使ってました。