Kindle + BOOKSCANで自炊生活
今年の2月、日本帰国したときに、Kindle Paperwhiteを購入した。
自炊した本や青空文庫を読むために……と購入したが、Amazonで購入→Kindleでダウンロード→ハイライトをつけながら読む→後からハイライト部分を読み返す…という使い方もかなり便利で気に入っている。まだKindle版が提供されているものの数は多くないものの、さらっと読みたい本やKindle版の値段がお得な本については、今後はKindleで済ませても良いと思っている。しかしずっと保存したいような本については、永続性の観点から若干ためらいがあるので、自炊してDRMフリーPDFを作ったほうが良さそう。ちなみに大判書籍や写真集・イラスト集等の印刷美命なものについては、まだデジタル化していないし、する予定もない。
自炊といっても私は「なんちゃって」で、自分で裁断→スキャンをしたことはない*1ではどうやって?というと、もっぱらBOOKSCANのお世話になっている。BOOKSCANはスキャンしたPDFを納品するだけでなく、「チューニング」と称してiPadやKindle等、各種デバイスで読むのに適したファイル形式に加工するサービスも提供していて、これがなかなか便利なのだ。特にページ数が多いときや図版の多い本は、オリジナルPDFだとサイズが大きくなりがち(100MB以上になってしまうこともよくある)なので、チューニングを通してファイルサイズを圧縮してくれるのがありがたい*2。読むためには不要なマージンを削除して、Kindleで読みやすいサイズにしてくれる機能も気に入っている。自動でやっているので時折必要なところもカットしてしまうこともあるが、そこは寛大にみることにしている。
さらにプレミアム会員用機能としてKindleに自動送信する機能もあって、これもなにげに便利だ。Kindle側とBOOKSCAN側両方で設定する必要があるので初めだけ一手間かかるが、一度設定してしまえば快適に使える。
↓こんな感じに、自分のKindleアドレスをBOOKSCANのKindle連携設定に、いっぽうBOOKSCANアドレスをKindleの承認アドレスに、登録してやる必要がある。
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