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開かれた頭

国連難民高等弁務官で働いていた頃=ご本人が63〜73歳の時期の,緒方貞子さんの記録.前半は,ひたすら日記.「忙中日記」という言葉がぴったり.後半は,色々なところで執筆された文章や,講演された記録.国際協力,難民問題,人道支援.関わろうとしなければ誰にとっても他人事でしかないテーマに,真っ正面から向かい合い続けた人の言葉は,ずっしり重い.↓は,1997年に新聞に掲載された「世界へ出て行く若者たちへ」からの抜き書き.

人間は仕事を通して成長していかなければなりません。その鍵となるのは好奇心です。常に問題を求め、積極的に疑問を出していく心と頭が必要なのです。仕事の環境に文句を言う人はたくさんいますが、開かれた頭で何かを求めていく姿勢がなければなりません。
私が国連難民高等弁務官に就任し、組織改革と職員の能力向上プログラムに取り組んでから六年半になります。私は国連機関をサービス機関だと考えています。世界に大してサービスを亭要するのが役割ですから、役に立つサービスをしなければ存在意義はありません。

私の仕事私の仕事
緒方 貞子

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For more information, see 緒方貞子 - Wikipedia.