Pulau Ubin(ウビン島)に行ってきた

おそらく3度目になるウビン島散策をしてきた。シンガポールから船で10分程度で行けるこの小さな島はサイクリングに手頃なサイズで、自転車をレンタルして散策するひとが多い。

今回の我々の目的はChek Jawaという干潟。引き潮の時間帯に到着すれば、普段は海に覆われている砂浜を観察でき、珍しい生物も見られる(かもしれない)。潮のスケジュールはここらへんで確認できる。その他の事前情報はNUSによるウェブサイトを参照する。

自分が行った日の引き潮は午前8:30~9:00前後なので、ウビン島に8時前に着きたかった。そのため朝5時半に起床した。公共交通機関とタクシーを乗り継ぎ、シンガポールの東の果てにあるChangi Ferry Terminalから簡素なボートに乗りこみ、(日の出は7時なので)まだ昇り立ての太陽が照りつけるウビン島に到着した。ここからさらに干潟まで移動する必要があるが、Chek jawaは船乗り場から見て島の逆側にあり、歩きや自転車だと30分ほどかかる。時間的にちょっと厳しい。道に迷わず行く自信もないので、今回は車を雇って移動した。
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干潟の入口に着いたのは8時15分前後、しかしここでひとつ誤算が。干潟の入口にゲートがあり、これが開くのが8時半だという。・・・しかたないのでゲート前のジャングルをぶらぶら歩いて時間を潰していると、野生のイノシシ親子を見かけた。あまり近づくと危ないのでちょっと離れたところから観察した。
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そうこうしている間に8時半になり、ゲートが開いた。海に向かってジャングルを歩いて行く。舗装された道のかたわらにはマングローブ等、南国らしい植物が茂っている。2~3分ほど歩くとChek jawaに到着した。
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以前来たときは歩道橋のすぐ下まで海だったが、(引き潮の)今は地表があらわになり、苔とも海苔ともつかない海藻が砂浜を覆っている。歩道橋の上から目をこらすと、小さな蟹が砂浜の上にいるのが見えた(写真ではとらえられず)。
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どうやら国立公園主催のガイドツアーに参加すると歩道橋の下におりて、砂の中に隠れている生物をあれこれと見ることができるらしい(参考ブログin英語)。しかし、この日はツアー開催がなかったので、これでよしとする。自然と触れ合える機会の限られたシンガポールでは貴重なイベント。人気があるようで、事前申込みが必須である。

歩いている間にも段々と水位が上がってきて、干潟そばの小さな資料館を見学し終えた9時半くらいには、砂浜はもう海の下にもぐっていた。たったの1時間ほどのお披露目というわけ。
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目的を果たして、帰りは船乗り場までぶらぶら歩いて戻った。歩いていると、背の高い樹木や、綺麗な蝶(蛾?)を見かけた。小さな神社などもあり、ウビン島内は他にも観光どころがあれこれあるのだが、10時になると太陽がかんかん照りつけ、さらに島内には蚊が大量にいてえらい勢いで刺される。のんびり散策するためには帽子と長袖・長ズボンの装備が欠かせない。自分は半袖短パンで行ったため、バッチリ日焼けして蚊にたっぷり刺されて、昼前には退散した。
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