生地が余っているから、ちょっと厚めになってしまうけれど「まぁいいか」と、あるべき量よりも多めの生地を型に入れて、オーブンに投入した。
30分経過。規定の焼き時間が終了したものの、中央部分はまだ液体状態で残っている。オーブンを止めるわけにはいかない。10分延長する。
10分経過しても、まだ中央部分は液体だ。しかし表面はだんだん焦げ始めてきている。部屋に立ちこめる、チョコレートの焦げるミゼラブルな香り。
もう少し、もう少し。10分ほど耐えるものの、そろそろ表面部分が限界。これ以上焦げては食べれなくなる。しかし、中央部分はまだ半分生の状態。。。
お菓子を作っていて、こういうときほど悲しいものはない。真ん中をくり抜いて、どうにか食べられるものにはなったものの、これでは人様に出せるものではない。うまくできたら明日職場に持っていこうと思ったのに。ぐすん。