電子ブック

電子ブック(ebooks)に関して書くブログ(はてなグループ)を作った。http://kindle.g.hatena.ne.jp/kany1120/

最近、Amazonから発売された電子ブックリーダー「Kindle」が欲しくてたまらない。現在アメリカのみで販売・使用可能。今日↑のブログで翻訳した記事曰く、Vodafoneと連携する話があるらしく、そうなるとヨーロッパ・オセアニア・アジアのかなりの地域でも使用可能になる。しかし悲しいけれど、日本では当面無理だろう。法律的にも出版業界的にもハードルが高い。まだきちんと調べていないけれど、現在の法律では日本でKindleを出せるのは携帯キャリアだけらしい。*1

ところで先日、「ebooksってなに?」と友人に質問されて、ショックだった。学術出版だと保存場所の関係もあって、電子化の傾向がかなり強くなっている。ebooks(電子書籍と言ったり電子ブックと言ったりもする)の話はもちろん、クロスレファレンス(読んでいる電子ブックから、参考文献情報にアクセスすること)、アーカイヴ(書籍情報を記録・蓄積すること)、レポジトリ(書籍情報を蓄積したデータベース)等々、横文字キーワードが飛び交っている。いずれは一般書にも来る流れだろう。少なくても雑誌、新聞にはその方向性が感ぜられる。[ef]は完全に電子化したらしい。http://pasomaga.com/ef/ でも、PCで見るのは面倒だよね。

それに、広く普及するための鍵になるためにはiTunesのような「代名詞」的存在が不可欠だと思う。その有力候補が「Kindle」ではないのか?と私は考えている次第。さもなくば「Nintendo DS」。どっちにしても、パソコンで本を置き換えるのは難しいと思う。なんだかんだ言って疲れるし、立ち上げるのおっくうだし。

いきなり引き合いに出したけれど、「DS」はサイズ、携帯性、コンテンツ拡充可能性ともに申し分ないのではと、電車の中で使っている人を見るたびに思っている。そしてスゴ本の「「DS文学全集」レビュー」を読んで以来、私もDSと「DS文学全集」が欲しくてたまらない。http://www.nintendo.co.jp/ds/ybnj/index.html

ニンテンドーDS Lite ノーブルピンク【メーカー生産終了】

ニンテンドーDS Lite ノーブルピンク【メーカー生産終了】

・・・今気付いたんだけど、Kindleと違って、DSは今すぐ日本で買えるじゃないか。無事ボーナスも出たし、いざビッグカメラ!?

*1:滑川海彦の ソーシャルメディアメモ「Kindleの衝撃―eBookのiPodになるか?」http://www.demeken.net/namekawa/2007/12/kindleebookipod.html