ebookとはなんぞや

「ebookってなに?」と、ずっと考えている。思いつくものをざーっとあげてみる。小項目は具体例。

私は「ebook」「電子書籍」を、広い意味でとらえている。専用端末で読むものも、パソコンで読むものも、携帯電話で見るものも、ぜんぶひっくるめて「ebook」「電子書籍」。ただし、ブラウザで読む通常のテキストデータは含めない。
具体例:「Notice」(アメリカ数学会誌)のPDF版は「ebook」。ブラウザで読める小学館の雑誌「ef」も青空文庫も「ebook」。一方、このブログのような文書は「ebook」とは呼ばない。あと小説・漫画以外のi-modeコンテンツも除外。携帯電話から見るPDFやWordファイルは微妙なラインだけど、いちおう今は「ebook」に含めておこう。

だけど先日、日本語で「電子書籍」と言った場合、PDF等は含まないのではないかという指摘をいただいた。そうなのかな。私は学術誌がオンラインデータ(主にPDF公開)に取って換わってきている理工系文化に慣れているせいか、いまいちピンとこない。他の人はどうなんだろう?