2007-01-01から1年間の記事一覧

分けるのはくだらない

・・・と、常々思っているのに、仕事中に「これは生物分野だから、(生物担当でない)私には関係ないかな」とつぶやいてしまった自分に幻滅。文系とか理系とか、数学とか物理とか生物とか、分けるのはナンセンスだ。分けることによって分かることもあるけれ…

行きたい国

最近プロフィールを書き直して、行ったことのある国・行きたい国のリストを消しました。なんとなく数自慢みたいで気持ち悪かったから。でも、改めてメモしておきます。最近「自分がどこに行ったことあるのか?」を忘れることがあって危険なので。若年性痴呆…

芸術の秋

3連休、ICC@初台で開催中の「LIFE」と、「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」@国立新美術館に、行ってきました。両方とも素晴らしいかったものの、「LIFE」は見る側にある種の柔らかさが求められる感じ。「フェルメール」は誰でも文句なく…

ソラ

photo at Suomi. I believe you could reach the sky.

無知は罪

無知はラクだ。だけど、それだけでは生きている意味がないと思う。ただし、全てを知る事はできない。代数的構造 (日評数学選書)作者: 遠山啓出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 1996/03メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (2件) を見るう…

「門戸を開く」か、「大衆におもねる」か

「難しい事を易しい言葉で判りやすく書く」事について考えている。根がひねくれ者なので「ポピュリズムが胸糞悪い」と言われると、肯定派に回りたくなって、id:kany1120:20070913:1189694768のコメント欄のような、微妙に論点をずらしつつ「わかりやすく書い…

やわらかな心をもつ

タイトルが大好きなので、そのまま使わせていただきます。 やわらかな心をもつ―ぼくたちふたりの運・鈍・根 新潮文庫作者: 小澤征爾,広中平祐出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/10メディア: 文庫購入: 42人 クリック: 230回この商品を含むブログ (36件) …

白川郷に行ってきた

今月頭に、白川郷にて、合掌造りの家を見てきました。 上から見下ろすと、21世紀の日本とは思えません。 都市部で住むのとは違った大変さがあると思いますが、ああいうところで生きることのほうが「豊か」なのだろうな、と感じます。 私自身は田畑を持たぬ身…

生活あれこれ

ものの量 自宅を片付けて、実家を片付けて、本と洋服がざっくざく。 常日頃あれだけ「服が足りない」と思っているにも関わらず。 服も本も、あればあるだけ「足りない」となる気がします。 油を流さない このブログを読んでくださっている方は、当たり前のよ…

すべての日本人に読んで欲しい

理科系の作文技術 (中公新書 (624))作者: 木下是雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1981/01メディア: 新書購入: 98人 クリック: 1,355回この商品を含むブログ (321件) を見る大学時代に「理系学生のバイブル」と言われて買ったものの、読む気が起きな…

仕事も恋人

「3人の良さ」という文章 (id:kany1120:20070829)を書いたところ、「なんで恋愛は3人じゃできないんだろう?」というコメントをいただきました。ところで、外山滋比古先生の「思考の整理学」を読んでいたところ、こんな文章に行き当たりました。 アメリカ…

創る生まれる

YUKI「JOY」のPVを何度もリプレイする、台風の夜。 映像(動画コンテンツ)を見るのは楽しいけれど、時間がいくらあっても、足りない。それに、自分が作成に関わることが想像(妄想?)できないから、ちょっとつまらない。でも、「JOY」を見ていると、なんだ…

3人の良さ

「英語隊は3人じゃなく2人でやることはないの?」と聞かれたので、考えた。*1 1人は、集中できるし、考えを深めるのには最適。その反面、思考が堂々巡りに陥ったり、独善的な結論にいたりやすい。 2人は、違う考えに触れることで、自身を相対化して眺め…

書く描く

昨日描いた絵を持ち帰ってきて眺めてみて、ふと気付いた。私が絵を描くのが苦手なのは、自分が描いた絵を見直さないから、かもしれない。 ピアノは先生が聴いてくれたし、最近はひとりでも録音して聴(聞?)き直したりすることはある。一方、絵は美術の先生…

今日の名言

人と会って話すことの面白さは、ふとした瞬間に零れ落ちる名言に触れられることです。 良いものは、誰が何と言おうと良い。それを解るようになるためには、本物に触れるしかない。

今読んでいる本 2007年8月

日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか 撤退戦の研究 (知恵の森文庫)作者: 半藤一利,江坂彰出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/08/04メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (9件) を見る 昨年に購入してすぐ読了したものの、うまく…

ヒトラーの予言

ノストラダムスの予言、ご存知ですか? 「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」 縁起でもない予言でしたが、この言葉にある種の希望を感じていた人も多かったことと思います。 この予言がない現代では、絶望したときにすがるものがなくて辛いよなぁ…と思っ…

8月15日は何の日?

インドの独立記念日 日本の終戦祈念日 森永製菓の創業記念日 どれも正解。そして、この漫画を読むのにピッタリの日。夕凪の街桜の国 (Action comics)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2004/10/12メディア: コミック購入: 51人 ク…

エンタメ活用テキスト

ロケットもジェット機もヘリコプターも聖火リレーもテープレコーダーもテレビ電話も高速道路も、みんなナチスが開発した!ナチスの発明作者: 武田知弘出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2006/12/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 51回この商品を含むブロ…

他人に厳しく、自分にはもっと厳しく

この本を読んでいる最中、ずっと、ずっと打ちのめされていました。ある数学者の生涯と弁明 (シュプリンガー数学クラブ)作者: G.H.ハーディ,C.P.スノー,G.H. Hardy,C.P. Snow,柳生孝昭出版社/メーカー: シュプリンガー・フェアラーク東京発売日: 1994/10メデ…

夏といえばプラ

なのだなあ、と、「ネガとポジ」収録の曲をyoutubeでぼーっと聴きながら、痛感する。もう10年近く、毎年のように「夏といえばプラトゥリ」と言っているような気がする。10年! どれだけ思考に影響を与えているのやら。河村隆一も、Plastic Treeも、方向はか…

センス

「なんか違うな」「自分だったらこれは欲しくないな」と感じるものがある。それを変えたいと思う。 でも「なんか違う」の「なんか」を言葉、絵、メロディ、コード、etc...で提示できなければ、あるべき型に到達することはできない。 記号化できないことは、…

欲しいもの

ふと思いついて、ひたすら物欲を書き出してみました。ただし、本と不動産は除きました。 http://www.checkpad.jp/list/show/509886 (特に、部屋に置くクッションと、仕事用の服は、早急に欲しいです・・・) 欲しい思いは変わらないものの、ちょっとだけス…

上司から漫画を借りた

チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)作者: 惣領冬実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/10/23メディア: コミック購入: 5人 クリック: 90回この商品を含むブログ (201件) を見るルネサンス期のイタリアが舞台。史実を詳細に調べて、チェーザレの人…

伝えること クリエイティブでいること

キットカットは美味しい。特に春限定のさくら味は絶品。3月になると、週1ペースで食べてしまう。いつからか覚えていないけれど、これだけハマったのは結構最近のことだと思う。「きっと勝つマーケティング」は、私のようなキットカットフリークを創りだし…

投票するために帰省

来週は選挙ですね。というわけで、日曜だけですが、帰省してきます。 私は未だに住民票を実家の居住地においているので、投票するためには帰省せねばならないのです。 友人には「選挙いくのー?えらーい」と言われることもありますが、帰省する良い口実にも…

今読んでいる本

複数同時並行で読んでいると、何がなんだかわからなくなることがよくあります。気がつくとどれかが止まっているので、無意識に調整はなされているのでしょうが。頭の整理がてら、現在進行中の本の中で面白い本を紹介してみます。 翻訳とは何か 翻訳とは何か―…

数学にまつわるトリビア満載

数学の切手コレクション (シュプリンガー数学クラブ)作者: ロビンウィルソン,Robin J. Wilson,熊原啓作出版社/メーカー: シュプリンガーフェアラーク東京発売日: 2003/07メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る世界中の切手、特に…

あこがれを抱かれる存在になろう

新聞記者の質が下がっている・・・というブログを読んだ。 http://minkara.carview.co.jp/userid/9433/blog/5014371/ 確かに記者の質は下がっているかもしれない。だけど、私はそれよりも、新聞記者の社会的印象が芳しくないことが、気になるな。統計的な裏…

ハードディスク

何もかも、際限なく記録できるようになっていく。 人生のすべてを記録しようと言う話もあるけれど 「私はここにいるよ」ということすら、確かには記録できない。 テクノロジーなんて、非力なものだよなあ、と思う。 追記 Coaltar of the Deepersの「the proo…