第28回 The Economist読む隊
みんなで運動! (Exercise and company Fitter with friends)
http://www.economist.com/sciencetechnology/displaystory.cfm?story_id=14446710
Biology Letters誌発表の「グループで一緒に運動したほうが、負荷耐性(苦痛耐性)が高くなる」という研究の紹介。
単語
関連動画
「ロッキー」のような孤独なトレーニングよりも、みんなでトレーニングしたほうが苦痛には耐えやすい。
ま、別に1人でトレーニングするのが悪いわけじゃないけどね。
Business this week
http://www.economist.com/businessfinance/displaystory.cfm?story_id=14470040
IMF
よく登場するねという話になった。id:pho曰く「悪名高き」IMF。
スティグリッツは、この本のなかで、IMFの推し進めた資本市場の自由化は、米国の金融セクターのために広範な市場の開拓に寄与した反面、その本来の使命であるはずのグローバルな経済の安定には何ら寄与しなかったとしています。さらにIMFは、G7の債権国の代理者であるとし、貧しい国々が貧しいままであるような制度設計をした米国の金融セクターに対する不満を表明しているのです。
Electronic Journal: ●「スティグリッツの世銀・IMF批判」(EJ第2376号)
(中略)
1997年のアジア金融危機でもIMFは被害国の救済に「構造調整融資」と称して過激な改革と自由化の措置をとることを条件に融資を行っています。しかし、こうした自由化の押し付けは無理が多く、かえって被害国の経済を壊してしまう結果になっている――スティグリッツはこのように主張しているのです。
ジョセフ・スティグリッツ
クリントン政権の大統領経済諮問委員会の委員長、及び世銀の上級副総裁を勤めた後、2002年にノーベル経済学賞を受賞した。ミクロ経済学の大家として↓の本などなどで有名。
スティグリッツ ミクロ経済学 Joseph E. Stiglitz 東洋経済新報社 2006-03 売り上げランキング : 7364 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
- 「フランス大統領任命による研究委員会のメンバーとしても、今週の記事に登場。その研究成果は「GDPだけで豊かさは測れない」 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1806
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- 2000年執筆のIMF批判。山形浩生訳。Stiglitz "WHAT I LEARNED AT THE WORLD ECONOMIC CRISIS."
- 上の論文を発展させて書かれたという書籍の紹介。Electronic Journal: ●「スティグリッツの世銀・IMF批判」(EJ第2376号)
- サマーズ、サックス、スティグリッツという3人の現代の国際経済の専門家に関する勉強会のレジュメ。国際経済学者たちの闘い - himaginaryの日記
Adobe Systems
インターネットサイトのパフォーマンス分析、web広告で有名なOmnitureを買収。グラフィックデザイン製品の利益率が落ちているらしい。Adobeといえば、どんなに景気が良くても毎年10%のレイオフを行うと聞いたことがある。いったいどれくらいの利益率があればよいのだろうか。